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2014年01月13日

新しいコーティング材とスレッド

この三連休、本業で尻たたかれて図面書いたり計算したり。
竿のほうは合い間合い間にちょこちょこ。
こんな時は集中できないから細かい作業に手を出すと痛い目にあう。
じゃあこの前仕入れたコーティング材のテストでも。

今度仕入れたコーティング材は素材は自然オイルで
それにポリウレタンなどを混合したもので、オイルなの?塗料なの?
しかもポリウレタンを硬化させるので主材と硬化材の二液性。
それに専用の希釈材を加えてというちょっと面倒くさいシロモノ。

それでは分量間違えずに準備していざコーティング開始。
それにしてもこいつ随分とサラサラ。
水とほとんど変わらないぐらいなので塗りやすいこと。
いままで使っていたエポキシなんかだと布でゴシゴシ擦り込む感じだったけれど
やわらかい布に含ませてサーっと塗るだけ。
とても塗りやすいし仕事が早い。
二液性で硬化剤が反応して固まるので塗ったら保温ブースへ入れて
どれぐらいで次に進めるかテスト。
新しいコーティング材とスレッド


ちょっとわかりずらいけれどけっこう浸透性もいい感じ。
ところでテストに使ったブランクは夏前に作ってそろそろ塗装って時に
Wビルドに切り替えたために研磨済みでそのままになっていたのブランク。
さて説明書どおり一晩おいてブースから出すと
研磨済みの表面にきれいに浸透硬化していてちょっといい感じ。
研磨用の布で表面をよくこすって2回目のコーティング。
今度は5時間ブースで寝かせて取り出してみると
新しいコーティング材とスレッド


思った以上にコーティングされて艶もけっこう出だしている。
じゃあもう一回塗ってみたらでテストブランクはブースでお休み中。
明日朝あたりどうなってるか楽しみ楽しみ。

今回のテストでコーティング材としては今のとこ合格かな。
とにかくこんな季節でも硬化までの時間が読めるってのは大助かり。
二液を混ぜるのは手間だけどそれはエポキシも同じこと。
これ、もしかしてとってもいいかも。

もうひとつ材料ネタ。
去年の夏からうちの竿の定番になったのガイドスレッド
ティップに使っているライトオリーブのシルクスレッドが残り少なくなってきたんだけど
どうやらアメリカ産で国内在庫も怪しくなってるようで
代替を探してこのスレッドを取り寄せてみた。
新しいコーティング材とスレッド


ものは京都のキロワールドさんのスーパースレッド。
色的にはいつものよりちょっと濃い目。
さて巻いてみたらどんな色でしょう。
このスレッドも今コーティングしているブランクに使ってみることに。
で、出来上がった竿はどうするの?なんだけど(笑)


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