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2013年10月19日

6’09” 仕上げ削り開始

ラフカットまで終わってさて仕上げ削りっと。
でもまずその前に
6’09” 仕上げ削り開始


カンナの刃を研ぎそろえる。
この刃研がなかなか曲者で、
その時その時の気分で出来上がりがずいぶん違う。
いざ削りだしてみると、ん?この刃全然ダメって時がよくある。
いつも同じように研いでるのにね・・・・

まずはいつもどおりバットセクションから。
6’09” 仕上げ削り開始


ようやくフライロッド作ってるような写真(笑)

さて今回作る竿は3本で同じ竿を作るので
3本とも先にバットセクションを削っちゃおうかな。
それとも1本ずつにしようかな。。。


この週末は雨模様。
今朝まだ雨粒が落ちてくる前にちょっとキャスティング練習
6’09” 仕上げ削り開始


使った竿はカムパネラの3754と3693
もちろんどちらも私の竹竿つくりのお手本竿。
なんでカーボンの竿持ち出したかっていうと
ここ何ヶ月も、いや一年以上竹竿ばっかり振ってたから
たまには初心に帰って丁寧なキャスティング(笑)

それで感じたこと。
以前はこの2本、カーボンにしてはしなやかな竿って思ってたけれど
今日振ってみると、妙に張りが強くて強い竿に感じちゃう。
なんかずっとやわらかい竹竿ばっかりいじってたから
自分自身がそんな竿になじんじゃったのかな????


もひとつおまけ。
6’09”の3本の削り・接着が終わりと作業の間が空きだすので
お次は何するかで
こんな竹でぐっと和の竿作ろうかな。
6’09” 仕上げ削り開始


この竹は黒竹という竹で竹そのものは淡竹。
成長時に表皮が濃紫に変色するらしい。
これを軽く焼いて小割して竿にしたらぐっと和のテイスト(笑)
アクションがどうのこうのってめんどくさい話は抜き。
とにかくこの竹で竿作っちゃおっと。
もちろん私用です(笑)



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この記事へのコメント
黒竹の竿,それはそれで個性的。
息抜きということで,楽しんでくださいよ。
私,個人的にはそういう個性的な竹竿
の方が意外と面白いと思うんですが・・・
色んな竹竿を楽しんでみたいな?
なんて,優柔不断ですみません。
Posted by トムより at 2013年10月20日 15:01
トムさん、こんばんは!
黒竹は竹そのものは淡竹の仲間で
表皮の陽にあっていた方が黒くなるらしいですが
陽に当たらない方は黒い斑点模様になっています。
これらの紋様をバランスよく配置するのは
なかなか大変そう。
それに竹自体が細めで肉厚も薄いです。
試しに切り出した分は竹一本分しか無いので
あまり融通はきかないし。。。
いつもみたいにバーナーで黒く炙る訳にもいかないし。
せて、どうしましょ。です(笑)

でも出来ればきっと面白いでしょうね。
ちょいと頑張ってみます。
Posted by ひさ父ひさ父 at 2013年10月20日 18:30
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