竹の小割り 淡竹とホロー構造

ひさ父

2011年08月15日 18:44

この夏一気に竿作りに励んできたけれど
オイルフィニッシュの乾燥待ちでぶら下がってる物やら
エポキシの硬化待ちでグルグル回ってるのやらで
3本の竿いじっていても一日のうちでの作業は小一時間もあれば十分になってきた。
それならってことで次の竿の準備

とりあえずノードレス用の竹辺の小割りでもしときましょ。


いつもなら外での作業だけれど
なんせこの暑さ、今回は部屋の中で。
まああとで掃除機かけとけばいいか。

さて今まで使ってきた竹、
2008年の冬に近くのお知り合いの山から切り出して来た物。
種類は淡竹。
なんで淡竹かというと近くで手に入ったから(笑)
普通に使われるトンキン竹に比べると
大事なパワーファイバーが細めで表皮側に集中しているそうな。
それで有名なビルダーさんはホーロー竿にして使っているとのこと。
確かに理にかなっているし、実際とてもすばらしい竿になってます。



さすがに2年以上置いた竹はサクサク割ることができます。
ちょっと太めですが残っていた2008年物、全部小割り終了。
割られた竹辺は全部で160本以上。
長めの2ピースの竿で1本の竿の使う竹辺は48本だから3本は作れる勘定。
ショートロッドなら2ピース1本、3ピース2本も可能かな。
そろそろ次のこと考えても良さそう(笑)
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そんなに何本も作ってどうするよ。
ですね。
でもまだこれだっ!てのができてないし。
グリップやら金具だけでも馬鹿にならない出費。ははは....
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