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2013年04月24日

危ないランディングネット

今日はちょっと意味不明なタイトルで。

フライフィッシングのタックルはいたって単純。
そんなタックルの中でランディングネットはリールと同じぐらい単純。
その単純さからか工芸的要素が大きいと思う。
だからこそネットにはまってはいけない、凝ってはいけない。
ランディングネットは危ないぞ!って今まで自分に言い聞かせてきた。
まして私のジンクスに「ネットを忘れた日は魚が釣れる」ってのがあり
最近はわざと持ち歩かないようにしている(笑)

でももし大きい魚が釣れたらどうするの?
優しくリリースするにはネットいるんじゃない?
なんて理由をつけてみた。
危ないランディングネット


普通きれいなネットってのは花梨のバール使ってたり銘木の世界が多いけど
今回ポチッと仕入れたネットはフレームが桧でグリップは杉。
特に杉は軽い木材なのでなんとまあ軽いこと。
意匠的にもとてもすっきりしてひとめで気に入りました。
あんまりグッドだったんで岩魚君に登場してもらって記念撮影。
まったくもう子供なんだから(笑)

ヒマ見つけて自分で作ろうかな。。。。。(笑)


さてさて本命の竿のほう。
7’03”の2本、フェルールの補強も終わってあとは塗装待ち。
危ないランディングネット


実はこの2本、今まで作ってきた7’03”の改良版。
その秘密はバットセクションにありってことで
ちょっと鼻の脂を塗りこんでみた。
つないで素振りした感じはかなり思ったほうになったような。
この2本、1本はオーダー品で1本はアンクルサムさんへ出品予定。
早いとこ仕上なくちゃ。

同時進行させていた6’09”のオーダー品
7’03”に歩調を合わせるべく優先作業中。
バットセクションは出来上がってるので
ティップセクションの仕上削り
危ないランディングネット


夜中にシャーって削ってるとちょっといい気分(笑)

この6’09”も7’03”同様の加工をしてみた。
危ないランディングネット


ってこれじゃあわからんですな。。。

削り加工が終わったら一気に接着。
危ないランディングネット


実はこの接着前に仮バインドしてバットセクションとのフェルールの摺り合せを
おおよそのところまで進める。
だからいつもバットセクション先行で接着研磨まで済ませるわけで。

はい、一丁あがり。
危ないランディングネット


さて今夜はティップセクションの研磨とフェルールの補強巻きっと。




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当たり前だけど、ちゃんと仕事してます。
このごろなんか忙しいです。
でもね、この子が来るともう仕事もそっちのけ(笑)
本邦初公開、孫のフウちゃんと私の素顔。へへへ。。。
危ないランディングネット


あっそうそうフウちゃんは女の子です(笑)


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