2013年10月22日
6’09” バットセクションの接着 と 黒竹の竿
さて6’09”三本のバットセクションの接着。
これでようやく節なし竹の六角棒。
接着の前にウンチクをひとつ。
私の作る竿は軽い和竹を使ってフェルールは素材そのもののスリップオーバーのフェルール。
おかげでかなり持ち重り感の少ない軽い竿が出来上がる。
軽いのはいいことだけれど軽いが故の弱点もある。
それは竿のパワーが少ないこと。
考えてみればパワー(力)は質量(重量)を動かすことで発生するのだから
軽ければそれだけ発生するパワーは少ない。
と、ここまで書けば勘の言い方はぴんときちゃうかも。
そう、パワーが欲しけりゃ重くすればいい。。。。
まず、接着前のバットセクションのフェルール下辺りをペーパーでゴシゴシ

削り終わったらグルッとテープで巻いて見る

そして芯に開いた穴に鉛線を入れ込む

これで突っ込んだ鉛線の分だけバットセクションの頭が重くなる。
ボクシングにたとえると重いグローブを使うことといっしょかな。
ただし増えた重さの分だけバットセクションには負担がかかるので
どれぐらいのウェイトを突っ込むかがポイントかな。
ウンチクはこの辺にして
さくっと三本接着完了。

これでお次は接着剤の硬化を待つ間にティップセクションの仕上げ削り。
さてさて先だってから準備を始めた黒竹の竿
実はこんなコンタンが。

先だっての京都けいほくクラフト展で味をしめたので
調子に乗って今度はこっちも仲間入り(笑)
テーマは題名にあるとおり竹のフライ竿と勝手に解釈して
それだったらいっちょこいつでってノリ(笑)
それで今朝早くに準備準備

黒竹の紋様を睨みながら必要な分を引っ張り出して
紋様が消えない程度に軽く火を入れて。
こうしてみるとへたに表皮を研磨するのがもったいない。
それじゃあなるべく表皮はいじめないようして
なるべく自然の肌で作り上げたら。
そう、それならへんな塗装なんかもしないで生地に柿渋と蜜蝋あたりでフィニッシュ。
竹本来の持つ肌で仕上た竿で魚を釣る。
また変なこと思い出したもだ。。。
とにかくいつもどおり小割して

さてどんな竿になるのか、ちょっと楽しみ。
でも問題はクラフト展に間に合うかなんだけど(笑)
これでようやく節なし竹の六角棒。
接着の前にウンチクをひとつ。
私の作る竿は軽い和竹を使ってフェルールは素材そのもののスリップオーバーのフェルール。
おかげでかなり持ち重り感の少ない軽い竿が出来上がる。
軽いのはいいことだけれど軽いが故の弱点もある。
それは竿のパワーが少ないこと。
考えてみればパワー(力)は質量(重量)を動かすことで発生するのだから
軽ければそれだけ発生するパワーは少ない。
と、ここまで書けば勘の言い方はぴんときちゃうかも。
そう、パワーが欲しけりゃ重くすればいい。。。。
まず、接着前のバットセクションのフェルール下辺りをペーパーでゴシゴシ
削り終わったらグルッとテープで巻いて見る
そして芯に開いた穴に鉛線を入れ込む
これで突っ込んだ鉛線の分だけバットセクションの頭が重くなる。
ボクシングにたとえると重いグローブを使うことといっしょかな。
ただし増えた重さの分だけバットセクションには負担がかかるので
どれぐらいのウェイトを突っ込むかがポイントかな。
ウンチクはこの辺にして
さくっと三本接着完了。
これでお次は接着剤の硬化を待つ間にティップセクションの仕上げ削り。
さてさて先だってから準備を始めた黒竹の竿
実はこんなコンタンが。
先だっての京都けいほくクラフト展で味をしめたので
調子に乗って今度はこっちも仲間入り(笑)
テーマは題名にあるとおり竹のフライ竿と勝手に解釈して
それだったらいっちょこいつでってノリ(笑)
それで今朝早くに準備準備
黒竹の紋様を睨みながら必要な分を引っ張り出して
紋様が消えない程度に軽く火を入れて。
こうしてみるとへたに表皮を研磨するのがもったいない。
それじゃあなるべく表皮はいじめないようして
なるべく自然の肌で作り上げたら。
そう、それならへんな塗装なんかもしないで生地に柿渋と蜜蝋あたりでフィニッシュ。
竹本来の持つ肌で仕上た竿で魚を釣る。
また変なこと思い出したもだ。。。
とにかくいつもどおり小割して
さてどんな竿になるのか、ちょっと楽しみ。
でも問題はクラフト展に間に合うかなんだけど(笑)
Posted by ひさ父 at 11:55│Comments(0)
│竿作り