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2013年12月07日

6’06”ガイド仮付け試振り

製作中の6’06”のブランクが出来上がった。
6’06”ガイド仮付け試振り


バットとティップはこのとおり。
6’06”ガイド仮付け試振り


バットエンドはWビルドの様相がはっきり。
今回の竿に使ったWビルドのインナー用はトンキンだけれど
今まで以上に強く熱を入れたのでそりゃ~カチカチに硬くなって
おかげで仕上げ削りは往生したこと(笑)

さてここまで出来ると早く振ってみたい。
フェルールの補強巻きをさっさと済ませてエポキシ染み込ませて保温ブースで固めて
ガイドを仮付けして振ってみる。
6’06”ガイド仮付け試振り


乗せたラインはSAGEのQuietDoubleの#4。
このラインはDTのボディー後半に緩いテーパーが着いているという
なんかWFの遠い親戚みたいなラインで
いつもハーフカットして使う私にはなかなかお気に入りのライン。
そんなラインを載せて振ってみることにする。

でも朝明るくなって作業場から竿もって外へ出ると見事な遠州の空っ風。
向い風だったり追い風だったり横から巻いたりと全くもって冬のお約束状態。
そんな中だけどとにかくガイドのラインを通して仮グリップを握って。
まず感じたのはさすが#4だけあって多少の風には負けないし。
それにWビルドのバットもしっかり曲がりながら仕事してくれる。
(秘密のお呪いもかなり効いてる感じ)
ただティップが今ひとつ違和感を感じる。
実は今回のティップのテーパー、今までの竿のテーパーをいじったところがあって
それはティップの下1/3ぐらいまでで、もう少しパワーを溜め込めるようした。
その影響が出ているのかもしれない。

バットがティップを放り出す力は申し分なし、
そのパワーがティップに入ってから加速度的にティップ先端へ伝わっていくのだけれど
その加速度がスムーズではない感じ。
でもそのタイミングをつかんで振れば、あの風の中でもとても気持ちよくラインが出て行く。
さてちょっとどうしましょ。
明日朝もう一度振ってみて結論を出さなくては。

とそんなとこで今夜は6’06”はいじるのは思案のためお休み。
じゃあゆっくり寝るかな、じゃなくて
こいつらが今度は私って言ってるみたい(笑)
6’06”ガイド仮付け試振り


上の出来上がってるスプリットは7’03”と6’06”の2本
下のピースは肉厚まで揃えた7’07”1本分。
さてどれからいじろうかな。。


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