2010年03月07日
Rod Making 6'09"2P その1
冬の間に進めておこうと思っていたロッドメーキング
寒さと風と仕事で手付かずでしたが
やっと腰を上げることにしました。
今回作る竿は小さな川(小渓流)で使いたいと思っていたサイズです。
長さは6フィート9インチ(約2m6cmぐらい)で2本継ぎ
いろいろアイデアは浮かんでいたので
うまくいくかは別として挑戦してみようか思っています。

まずは今回の竿つくりに使う竹です。
この竹は一昨年の暮れ切り出してガレージにつる下げて乾かしていたものです。
まあ1年半近く乾燥させていたのでいいでしょうってことで。
竹の種類は淡竹という竹で
ファイバー(繊維)がきめ細かく茶筅などに使われる竹です。
ただし竹屋さんに言わせると節の部分が弱く
竹垣などには不向きだとのこと
またパワーファイバー(強い繊維)が表皮近くに密集しているので
肉厚な使い方にも無理がありそう。

これが切断面ですが繊維の状態がわかりますか。
内側の白い部分にはあまり力になる繊維はありませんね。
その代わり外側には細い繊維が密集しています。
今回はこの外側の密な繊維部分をうまく使おうかと思っています。

以前作った竿はまだ節のある状態で表面を黒く焼いて竹を硬くしましたが
(詳しくはこちらのブログで書いていました)
今回はちょっと段取りを変えてみます。
まず節の部分はあっさりカット
竹の繊維部分のみを必要な長さに切り取ります。

切り取った竹は幅5ミリ弱の幅に小割りします。
この小割り下竹を今度はつなげて細い竹の棒にするのですが
そろそろ暗くなってきたので本日はここまで。
次回はこの小割した竹の焼き入れからかな。
寒さと風と仕事で手付かずでしたが
やっと腰を上げることにしました。
今回作る竿は小さな川(小渓流)で使いたいと思っていたサイズです。
長さは6フィート9インチ(約2m6cmぐらい)で2本継ぎ
いろいろアイデアは浮かんでいたので
うまくいくかは別として挑戦してみようか思っています。

まずは今回の竿つくりに使う竹です。
この竹は一昨年の暮れ切り出してガレージにつる下げて乾かしていたものです。
まあ1年半近く乾燥させていたのでいいでしょうってことで。
竹の種類は淡竹という竹で
ファイバー(繊維)がきめ細かく茶筅などに使われる竹です。
ただし竹屋さんに言わせると節の部分が弱く
竹垣などには不向きだとのこと
またパワーファイバー(強い繊維)が表皮近くに密集しているので
肉厚な使い方にも無理がありそう。

これが切断面ですが繊維の状態がわかりますか。
内側の白い部分にはあまり力になる繊維はありませんね。
その代わり外側には細い繊維が密集しています。
今回はこの外側の密な繊維部分をうまく使おうかと思っています。

以前作った竿はまだ節のある状態で表面を黒く焼いて竹を硬くしましたが
(詳しくはこちらのブログで書いていました)
今回はちょっと段取りを変えてみます。
まず節の部分はあっさりカット
竹の繊維部分のみを必要な長さに切り取ります。

切り取った竹は幅5ミリ弱の幅に小割りします。
この小割り下竹を今度はつなげて細い竹の棒にするのですが
そろそろ暗くなってきたので本日はここまで。
次回はこの小割した竹の焼き入れからかな。
ところで竿の長さや振った時の調子はどうして決めてるかというと

まず竿の長さや小割した竹のつなぐ位置
そしてラインを通すガイドの位置などはこんな風に図面にして決めています。

そして竿の調子はこんな風にエクセルのシートでシュミレーション。
今回の竿はちょっと先調子ですが
キャストする時にはしっかり竿元にもラインの重さが乗るよう設定してみました。
でもいざ出来上がると狙ったとおりにはほとんどいかないのですが(笑)
まず竿の長さや小割した竹のつなぐ位置
そしてラインを通すガイドの位置などはこんな風に図面にして決めています。
そして竿の調子はこんな風にエクセルのシートでシュミレーション。
今回の竿はちょっと先調子ですが
キャストする時にはしっかり竿元にもラインの重さが乗るよう設定してみました。
でもいざ出来上がると狙ったとおりにはほとんどいかないのですが(笑)
Posted by ひさ父 at 17:07│Comments(0)
│Rod