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2010年07月07日

Payne 97 respect Rod

いつもフックやフロータントなど細々した物からこれぞと思った竿やリールまで頼んじゃってる九州は大分のリバーインのTさんからこんな竿が届きました。
Payne 97 respect Rod


そう!Payne 97といいたいところですが、実はPayne 97のリスペクトモデルです。
作り手は秋田在住の若手専業メーカー・カシヤマロッドさんでリスペクトのプロデュースはリバーインさん。
本物のPayne 97を元にそれ以上の竿をという願いがこもった竿らしいです。
まあ私自身は本物のPayne 97などの有名な竿は見たことも触った事もないのでその辺は良くわからないのですが、ともかく本当にいい竹竿に触れてみたくお願いしたわけでして。

Payne 97 respect Rod



思いもせず早く届いたのでさっそくラインを通して試し振りです。
ラインは同じくリバーインさん作のシルクラインの#4相当のラインで、リールはやまめ工房さんのYA18モデル。
Payne 97は7”00’の#4なのでこれでいいでしょうってとこですが、
振ってみて気が付きました。
ん?この竿、竿がラインを飛ばしてる感じバンバン!なんです。
フライキャスティングって竿を曲げて(しならせて)その反動でラインを飛ばすってのは承知してるつもりだったんですが、私はその曲げるって事がラインの重さに頼って曲げていたんです。
(だから妙に力入りすぎ(笑))
でもこの竿振ったら竿を曲げるのは人間で竿がその反発力でラインを飛ばしてくれるんだと初めて感じたわけで。。。
もちろんラインの重さ(慣性力)も働いているわけなんですが、どちらかというと人が竿を曲げるほうが大事なんで、しっかり竿を曲げられれば、あとは竿の反発力に任せなさいってことですかね。
そういえば最近読んだE.Cパウエル氏の文章の中に同じようなこと書かれていたような。

とにかくちょっと目からウロコです。
ここんとこ自分のキャスティングが荒くなった(乱暴になった)気がしてたんですが
とてもいい感じがつかめそうです。
やっぱりいい竿はちゃんと教えてくれるんですね。びっくりびっくりです。

それにしても面白いもんです。
だって九州大分でプロデュースして東北秋田で創られて、そして静岡の私の元に嫁いできてですよ。
なんか不思議な気がしますね。もしかするとこの竿とっても縁がある竿かもしれません(笑)
そうそう竿の話もうひとつ書きますが、
実はもう少し軽い3#のラインも通してみたんです。
Payne 97 respect Rod


普通#4の竿に3#のラインじゃあちょっと投げづらくなっちゃうはずなんですが
な~んとちゃんとバシっと投げれちゃうんですよ。
これってやっぱりラインの重さで竿を曲げるってことより
竿を人間がちゃんと曲げることが出来れば投げれちゃうってことなんでしょうね。
ちょっと初心にもどりましたわ。。。。


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Posted by ひさ父 at 09:41│Comments(0)Rod
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