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2011年11月07日

真竹6’09” スプリット荒削り

真竹6’09”の竿、そろそろノードレスの接着も落ち着いたはずなんで荒削り。
真竹6’09” スプリット荒削り

使っているカンナはこの前仕入れた替え刃式の押しカンナ。
近所のホームセンターで見つけたんだけどなかなか調子いい。
削り作業の中でこの荒削りはザクザク済ませたいところなので
替え刃式で刃研ぎもいらず楽チン楽チン(笑)

ノードレスのジョイント部分はこんな具合。
真竹6’09” スプリット荒削り

カンナの刃も引っかからずサクサク削れます。

竿2本分のスプリットは用意したけれど
今回は1本分だけ削っておくことに。
真竹6’09” スプリット荒削り


普通は荒削りしてバインディングして焼入れと進むところ
ノードレスなので焼入れは最初に済んでいるので
このまま荒削りから仕上削りと進めるのだけれど
その前にバキバキに焼いた表面のスクレーピングをしなければ。
これがまた厄介な作業なんですよね。
まして今回はしっかり真っ黒に焼いちゃったし(笑)


さてさて6’09”の方は淡々と進めているんだけど
以前書いた管釣り用の8フィート前後で#5あたりの竿、
なかなかテーパーなどが浮かばずどうしたもんかな〜だったんだけれど
フォームなどでお世話になってるLEONさんのアドバイスで
cc de FranceというHardyの竿を教えてもらった。
8ftの5番でとても素直なパラボリックな竿らしい。
でも本物はトンキン竹だし、こちはは真竹。
まして長さがあちらさんは8ftに対して、こちらは7ft7。
っでまたまたLEONさんに教えを乞うて
RodMakersというサイトから、あちらさんのデーターをコンバートすることに。
真竹6’09” スプリット荒削り


なにやら英語ばっかりでよくわからんのですが
これまたLEONさんのサポートでなんとか使えるように。

長さを8ftから7ft7へ。ラインを#5から#4へコンバート。
無事なんとか自分が使っているDimensionカーブのシートへ。
真竹6’09” スプリット荒削り



多少凸凹はきっと計測時の誤差やら制作時の誤差もあるからなんでしょうけれど
なんとも素直なカーブだこと。
とにかくこのグラフをもとにテーパー考えればいいかな。

それにしても便利なものがあるもんだ。
そしてなんと計算されたデーターのフォーム設定値まで出してくれるのです!
しかもインチでもミリメートルでも好きな間隔で。
このデータをもとに自分なりにアレンジしていけば
行き当たりばったりの当たるもなんとかよりずっと効率いいし
いろいろ考察もできるってこと。
よかったよかったです。


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本日の作業
スプリット荒削り  6本45分 X 2組  1.5時間


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